7月16日、山東省日照市にある石油化学工場から出火、LPGタンクが爆発炎上するという大きな火災が発生しました。
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 まるで映画か戦場での爆撃のような状況ですが、山東・江蘇両消防本部から10個支隊と化学消防隊7つを派遣、消防車128輌、隊員990名で消火にあたり、なんとか延焼を食い止めました。
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 活動中に3度の爆発を受けながらも、受傷した隊員は2名だけで、死者はゼロだったそうです。
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 中国では数ヶ月に一度の頻度で化学工場火災が発生しており、それによる大気や土壌汚染が深刻化しています。消防隊の活躍を報じるだけでなく、安全管理の追求や今後の対処をもっとしっかりして欲しいものです。

※ちなみに中国の消防通報は日本と同じ「119」です。


■山东消防成功处置日照液化烃罐区泄漏燃爆